パラベンは「環境ホルモン」そのもの!

パラベンは「環境ホルモン」そのもの!

 合成化学物質がどれだけ危険なものであるか、例をあげてみましょう。みなさんも
ご存じの「パラベン」です。
 パラベンは食品や医薬品、化粧品などにもっとも多く用いられる防腐剤や殺菌剤。
市販の化粧品にはほとんど入っているのですが、実は100人に3人以上という非常
に高い確率で接触性皮膚炎やアレルギー性湿疹などを招く恐れがあると言われます。
また体内に入ると嘔吐やかゆみ、発熱、 ヘモグロビン血症、肝炎などの肝障害を引き
起こすことでも知られています。最近では発ガンや胎児の奇形などを引き起こす内分
泌かく乱物質(=環境ホルモン)作用の疑いも持たれているのです。
 ある新聞記事によると、化粧品などから体内に取り込まれたパラヒドロキシ安息香
酸エステル(パラベン)が血液中から検出されたとのこと。皮膚の表面だけでなく血
液に乗って全身に運ばれている、考えるだけでゾッとする話です。
専門的な話をしますと、半数致死量は約2g、つまり2g用いただけで半数を死に
至らしめるほど強力で、これは第一次世界大戦でドイツ軍が毒ガスに使用した塩素ガ
スの3.2gよりもはるかに高い毒性を持っています。
 では、なぜこのような危険なパラベンを化粧品に使うのでしょうか。
 化粧品は手の雑菌などが入りやすく、防腐。殺菌が必要だからというのでしょうが、

厚生労働省は「防腐・殺菌」を義務づけながらも「パラベンを入れなければならない」
とは言っていません。そこを多くのメーカーは「化粧品はパラベンなしでは作れない」
と強弁しているのです。そんなことはありません。自然界から得られる無害な天然成
分の中にも、シソの葉など防腐。殺菌効果のあるものはたくさん存在します。しかし、
自然界にある成分ですから抽出する手間もコストもかかります。
 一方のパラベンを添加すれば、原材料や完成品の冷蔵設備もガス減菌や無菌充損設
備などが不要になりますし、大量に製品を作り、ストックしておくこともできるので、
メーカーにとってはとても効率的なのです。また合成化学物質なので簡単にいくらで
も作り出すことができます。
 それを知っていて、メーカーがあえて有害なパラベンを使っているのは、良心や善
意とはまったく裏腹の確信犯的な行為とは言えないでしょうか?

 

まつげの美容液 ビューティーラッシュ

シャンプー、リンス、コンディショナー、ムース……すべて化学物質の固まり

 髪を洗った後、リンスやコンディショナーを使うと髪がつやつやしているように見
えます。テレビのCMなどでは「髪を守り、うるおいを与える」などとアピールして
いますが、はたして本当でしょうか。たしかにリンスをつけてすすぐと、油膜が髪の
傷んだキューティクルをコーティングして表面の凸凹をなくし、髪はつややかに見え
ます。しかしパッケージの成分表示をごらんなさい。合成界面活性剤をはじめ有害な
化学物質がたくさん入っているのです。
 ムースやワックスなどの整髪剤にも、やはり同じように多種の化学物質が含まれ、
それをまた化学物質入りのシャンプーで洗い流す……。毎日そんなことを繰り返して、
髪や地肌が平気なはずはありませんね。
 ちなみに、昔の日本の女性は、海藻の灰汁で髪を洗い、卵の自身をパック代わりに
して、あのつややかな黒髪を維持していました。日本人の知恵が生みだした天然シャ
ンプーやリンスには有害な成分は一切入っていなかったばかりか、ちゃんと栄養を与
えることもできたのです。昔の人の知恵を見直す必要があるのではないでしょうか。